新卒1年目の転職は可能!成功へ導く4つのポイント

「新卒で入社したばかりなのに転職できるのだろうか」
「3年は勤めないといけないのだろうか」
「また辞めてしまうかもしれない」

その気持ちは非常にわかります。

私も新卒で入社した会社を1年で退職し、次の会社に転職した経験があります。

転職活動中には、「転職して次が見つかるのだろうか」、「忍耐力がないと思われないのか」と考え込む時期もありました。

しかしこんな私でも新卒1年目に転職することができました。

それに、新卒1年目での転職もしっかり対策すれば、全然可能であることを感じました。

そこで今回の記事では、

  • 新卒1年目でも転職は可能
  • 新卒の転職が厳しいと言われる3つの理由
  • 新卒が転職すべきケース6選
  • 新卒が転職をすべきでないケース5選
  • 新卒が転職を成功へ導く4つのポイント

をご紹介します。

新卒で転職をしたいと考えてる方、転職を成功させたいと思ってる方へ解説します!

最後までぜひご覧ください!

目次

新卒1年目でも転職可能

「入社して3年も働いてないのに転職するのは早すぎる」と考えてる方も多いのではないでしょうか。

結論は、しっかりと対策すれば転職は可能です。

なぜなら、実務経験が少ない「第二新卒」は若さやポテンシャルに期待できるとして理解している企業も多いからです。

第二新卒とは、学校を卒業して新卒として入社し、3年目以内に退職や転職する人のことを指します。

厚生労働省が発表している「新規学卒就職者の離職状況」では、新卒3年以内の離職率は32.3%であるとしています。この状況からも第二新卒者の転職をするケースが多いと言えます。

※出典:厚生労働省|新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)を公表します|2023年10月

第二新卒は前職で少しでも仕事をした経験があり、ビジネススキルが身についている点が新卒とは違って評価される傾向にあります。

そのため、「どんなスキルや資格を持っているのか」「入社後、どんなキャリアプランを持って仕事をしていきたいか」などしっかりと自己分析を行い、自分の転職目的や希望を明確にしておくことが大切でしょう。

私も前職の営業職での経験を踏まえて、「次の転職先ではこのスキルが役に立つかもしれない」と私の経験やスキルを整理して自己分析を行いました。

新卒の転職が厳しいと言われえる3つの理由

  1. 「すぐ辞めるのでは」と疑問を持たれる
  2. 社会人経験が浅い
  3. 新卒時より求人が少ない

1.「すぐ辞めるのでは」と疑問を持たれる

転職活動をするときに、採用担当者は「また短期間で辞めてしまうのでは」と疑問を持つ可能性があります。

採用には多くの費用が発生しており、企業側は採用したからには長く働いてほしいと思っているからです。

そのため面接では、入社した後のキャリアプランやビジョンを明確にしてより長く働きたいと採用担当者にアピールすることが大切です。

2.社会人経験が浅い

新卒1年目の場合は、社会人経験が浅く選考に不利になる可能性があります。

転職活動は新卒の就活とは違って、ビジネスマナーやスキルなどがあるものとして採用されるケースが多いです。

前職でどういった研修があって、どういうスキルを身につけたのかなどアピールすることが求められるでしょう。

私が転職したときは、前職の営業職でパソコンスキルや電話対応に自信があったのでそれをアピールして転職しました。

3.新卒時より求人が少ない

新卒の就活の時と比べて第二新卒者向けの求人は少ない傾向にあり、条件面が悪くなる可能性があります。

また、新卒の求人と異なり中途採用となるため、他にスキルや経験をもったライバルが増えます。

新卒1年目で転職する際には、自分が希望する条件を明確にして自分自身のスキルや経験とマッチしていることをアピールすることが必要です。

新卒が転職すべきケース6選

  1. やりたい仕事ではなかった
  2. 別の仕事に挑戦したい
  3. 社風が自分に合わない
  4. ストレスが大きい
  5. パワハラ•セクハラが横行している
  6. 会社の経営が悪化している

1.やりたい仕事ではなかった

入社時の際はやりたい仕事と思っていても、実際に仕事をしてると自分には合わないと感じる場合があります。

また部署や仕事内容が入社時に聞いていたものと違う場合もあり、ストレスが大きい場合には転職を検討すべきです。

2.別の仕事に挑戦したい

社会に出てから「自分はこういう仕事がしてみたい」と気づく場合もあります。

自分の意思が明確にあって、将来のビジョンが見えている場合は思い切って転職してみることもおすすめです。

3.社風が自分に合わない

会社内の環境はいざ仕事をしてみないとわからない場合が多いです。

これに関しては自分で調整することが難しく、ストレスに感じることもあるでしょう。

コミュニケーションの仕方や業務のやり方などが合わないと感じたままだと満足して仕事ができません。

このような場合には、それを次の転職の軸として転職活動を行うのもいいでしょう。

 

4.ストレスが大きい

人間関係や労働環境が悪くストレスを抱える人も多く、自分で解決できない場合もあるでしょう。

このような状況で仕事を継続すれば、心身に悪影響を与えることになります。体に不調が出る前に転職を検討することが大切です。

5.パワハラ•セクハラが横行している

パワハラやセクハラが横行している場合は、早期に転職を検討すべきです。

自分自身の身体的、精神的ストレスにより働けなくなるケースもあるため、ひどい場合には労働基準監督署へ行くことも考えることも必要でしょう。

6.会社の経営が悪化している

会社の経営悪化により、将来的にスキルが身につかないと判断した場合は前向きに転職を検討したほうがいいです。

また、給料や残業代等の未払いが発生している場合には早期の転職を考えたほうがいいでしょう。

転職を検討すべきでないケース5選

  1. 仕事にやりがいを感じれない
  2. 周囲の転職話に影響されている
  3. 労働条件に疑問がある
  4. 成果が出せない
  5. 次にやりたいことが決まってない

1.仕事にやりがいを感じれない

新卒1年目の時は経験も少なく、やりがいを持てる仕事は少ないでしょう。

単にやりがいがないからと転職を決意しても、採用担当者に努力不足と思われることもあります。

この場合はまず不満などが何かを検討し、どうしたら仕事に満足感を得られるのか考えることが大切です。

2.周囲の転職話に影響されている

同僚や仲のいい友達から会社の不満や転職の話を聞くと「自分も転職したいな」と揺らいでしまう場合があります。

転職をしても明確な動機やキャリアプランがないとまた転職したいとなるため、慎重に決断することが大切です。

3.労働条件に疑問がある

労働条件が悪いことを転職の軸にするのは、次もまたやめてしまうと採用担当者に疑問を持たれることがあります。

転職先も労働条件に満足しているとは限らないため、「自分はどういうキャリアを築きたいのか」などを軸にすることが必要でしょう。

4.成果が出せない

新卒1年目から成果を出せるとは限らず、早さは人それぞれです。成果が出せないから転職したいと思っても、仕事に対する忍耐力がないと判断される可能性もあります。

仕事を行う上でミスから学べることもあるため、この場合には慎重になったほうがいいでしょう。 

5.次にやりたいことが決まってない

やりたいことが決まってなく、会社の不満を理由に転職しても転職先でも同じことを繰り返す可能性が高いです。

現状の不満だけでなく、目指したいキャリアやスキルなどを自己分析して転職活動を行うことが大切です。

新卒が転職成功へ導く4つのポイント

  1. 転職したい理由を明確にする
  2. 自分自身を分析し整理する
  3. 企業の情報収集を徹底的にする
  4. 転職エージェントを利用する

1.転職したい理由を明確にする

転職をする際には、前職の不満などではなく前向きな転職理由を考えることが必要です。

具体的には、「なぜ転職しようと思ったのか」「転職した先で何がしたいか」など明確化しておくことで、転職後のミスマッチも防ぐことができるでしょう。

2.自分自身を分析し整理する

新卒1年目はスキルや実務経験が少ないため、自己PRが大切になります。

社会人を経験して学んだことや学生時代の経験も含めてアピールできるところを考え、整理することで自分の強みを見つけておくことが大切でしょう。

3.企業の情報収集を徹底的にする

企業を調べる際には年収などの条件面や企業の事業内容など徹底的にリサーチをすることが大切です。

入社してからのミスマッチを防ぐためにも、先ほどの自己分析を元にその会社が自分に合うか、将来性も想像して検討することが必要でしょう。

4.転職エージェントを利用する

新卒1年目の場合、業界や業種がわからないことが多いため転職エージェントを利用するのもおすすめです。

一人につきキャリアアドバイザーがつき、企業選び、書類の添削、転職における交渉などさまざまなサポートをしてくれるため、「どうやって進めたらいいかわからない」場合にも非常に役に立ちます。

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